古文語彙14
第14回 まだし・かどかどし・そばそばしまめまめし・げにげにしたいだいし・ことごとし・いらなし・むねむねし・こちごちしうひうひし
まだし→まだつぼみで未熟な、まだしき、感じがして桜が満開になる時期ではない様子、まだしき様子である。
まだきに→誰にも話をしていないのに、まだ早いのに、まだきに、あの人に恋をしているという噂になっている。
まだきも→秋になったら、海で知り合った彼からもう連絡が来なくなったのは、はやくも、まだきも私に飽きてしまったからか。
かどかどし→いかにも才能に満ちている、かどかどしき男性もいれば、ひどく自分を主張する、とげとげしさを感じる、かどかどしき女性もいる。
かど→(才・かど)一つの分野ですぐれている、ひとかどの人物になりたい。
(角・かど)相手の気にさわる発言をしたため関係に、かどがたって穏やかでなくなる。
そばそばし→結婚して十年になるのに、しっくりいかず夫婦仲も、よそよそしい感じで、そばそばし。
まめまめし→結婚相手としては、誠実な、まめまめしき男性が良い。
スタイル重視の車より、家族全員が乗れる、実用的な、まめまめしきものの方が好ましい。
まめごと→浮ついたことよりも、実生活、実務に関する、実用的なこと、まめごとを重視すべきだ。
げにげにし→信じさせるために、ところどころは知らないふりをして、いかにも本当のことのように、げにげにしく、話す詐欺師にはだまされやすい。
たいだいし→若者が政治に関心を持たなくなっていくことは不都合であり、とんでもないこと、たいだいしきことである。
ことごとし→演出もおおがかりで規模も大きく経験したことのない、おおげさな、ことごとしきスターの披露宴だった。
いらなし→刺無・鋭い,おおげさだ。いらなき刃先の刀を持った盗賊がやってくると、村人たちが、おおげさに、いらなく泣きわめく。
むねむねし→中心となるしっかりしていて、きちんと処理できる、むねむねしき人物がいないグループは目的が達成できない。
うひうひし→まだ初心者であり、物慣れない、うひうひしき者なので、発言することはきまりが悪いし気恥ずかしく、うひうひしと感じる
こちごちし→無作法で風雅のわからない不器用な、こちごちしき若者なので、礼儀などは全く知らず恥ずかしい。
こちなし→長く待たせながら何の連絡もないなど無礼な態度の人は無作法で、こちなし。